箱根駅伝2024【10区】激戦のアンカー予想!大逆転が起こるのか?歓喜と涙のゴール!

最終区間にあたる決戦の地、箱根駅伝の「10区」。
10区にあるゴールテープを最初に切ったチームが総合優勝を獲得できます。

総合優勝したチームは、ゴール地点で監督を胴上げするのが恒例です。
その時の監督や選手たちの表情は最高に輝いた笑顔を見せています。

ただ、全ての選手が笑顔になれるとは限りません。

繰り上げスタートによりタスキが1区から順に繋げられなかったチームもザラにいます。

最後にどんな表情でいられるのかによって選手の心全てが映し出されています。
そんな10区について一緒に見ていきましょう。

この記事では
・10区の候補選手5選
・10区の特徴と注目ポイントまとめ
・歴代区間記録について
こちらを詳しく紹介します。

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目次

箱根駅伝2024|10区で好走を期待!候補選手

「10区」は決着の地、重圧にも耐えられる実力がある選手が候補になります。

それでは順番に見ていきましょう。

白鳥 哲汰(4)

大学:駒澤大学
出身:長崎県
10000m記録:28分14秒86

2023年の上尾シティハーフマラソンで7位入賞しており、調子の良さが際立っています。

ただ、過去の箱根駅伝では10位や15位と調子の悪さも見えるのが気になります。

10区はアンカーなので、調子が悪いということは許されません。

一方で自身から10区を希望しているところから自信はあるのではと予想しました。

倉本 玄太(4)

大学:青山学院大学
出身:広島県
10000m記録:28分19秒31

青山学院大学の「負けてたまるか大作戦」の最後を飾るのは倉本選手と予想しました。

2023年MARCH対抗戦10000mで快走を見せており、高い位置でモチベーション維持できている様子が見られるので、アンカーとして大役を果たしてくれるでしょう。

山平 怜生(3)

大学:中央大学
出身:宮城県 
10000m記録:28分51秒87

出場すると今回が初と箱根駅伝となります。

本人の希望として9区と10区を選ばれており、走りに粘り強さを感じるので10区としてピッタリな選手だと思います。

石丸 惇那(2)

大学:創価大学
出身:鹿児島県
10000m記録:28分38秒16

2年生とはいえど上級生に劣らない実力があります。

また、前回の箱根駅伝でも10区で出場しており、経験があるからこそ再度10区に選ばれると思います。

また、負けん気もあり、最後に他校と競っていた場面で気持ちの強さが発揮されて良い形で終われると期待を込めて予想しました。

吉田 周

大学:東洋大学
出身:広島県
10000m記録:28分56秒34

東洋大学は、今回の箱根駅伝でも優勝を目指しつつ、次回以降も見越して順位をどれだけ上げていけるかと、チーム作りに重きを置いていると思います。

また、2023年小江戸川越ハーフマラソンで自己ベストを出しており、かなり調子が良い状態であることと、3年生のため2025年箱根駅伝でも10区を任せることを考慮して2024年箱根駅伝から10区を任せるのではないかと予想しました。

竹割 真(2)

大学:東海
出身: 熊本県
10000m記録:28分50秒39

10区は、平坦な道が続くため粘り強く、レベルの高い選手を起用する傾向にあります。

そして、竹割選手はハーフマラソンで自己新記録を出しており、ロードの実力もあると考えられるため10区を任されるのではないでしょうか。

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箱根駅伝2024|10区の特徴と注目ポイント

10区の特徴は、2つあります。

1つ目は、平坦な道が続く事。
2つ目は、プレッシャーです。

箱根駅伝の中でも平坦な道が続き、六郷橋と新八ツ山付近のように一部アップダウンはありますが、2区や5区のように激しい区間ではありません。

全体的に平坦な道を走っていき、都心に入るとビルが立ち並ぶところに移ります。

ビル群なのでビル風が発生し突風が吹くことも珍しくありません。
そのため、最後まで淡々とペースを崩さず、粘り強い走りができる選手が選ばれます。

そして、最後にどれだけラストスパートを駆けられるのか選手には維持と根性とスタミナが要求されます。

2つ目に上げた「プレッシャー」につきましては、アンカーである重圧と沿道の声援が関係しています。

そもそもアンカーなので、失敗が許されず良くも悪くも全て10区の選手で決まります。

そして、最後の場面を見るためにいろんな人が沿道に押しかけます。
そのため、声援の量が他の区間よりも何倍も多く、聞こえてきます。

「応援=力」と思われがちですが、それは選手の受け取り方によって異なります。

決して、力に変えられる選手だけではありません。
ただ、このプレッシャーを味方にできるか向き合いきれずに失速するか大きく別れます。

最後に笑うのはどのチームか楽しみに見守りましょう。

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箱根駅伝2024|10区過去の区間記録

歴代出場回実績選手学校学年タイム
1位第98回1位中倉 啓敦青山学院大学3年生1:07:50
2位第96回1位嶋津 雄大創価大学2年生1:08:40
3位第99回1位西澤 侑真順天堂大学4年生1:08:42
4位第96回2位吉野 貴大帝京大学4年生1:08:43
5位第98回2位清野 太雅東洋大学3年生1:08:50
6位第83回1位松瀬 元太順天堂大学4年生1:08:59
7位第81回1位山田 紘之日本体育大学4年生1:09:05
8位第98回3位野澤 巧理東京国際大学4年生1:09:06
9位第96回3位郡司 陽大東海大学4年生1:09:08
10位第90回1位大津 顕杜東洋大学4年生1:09:08

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さいごに

今回は、箱根駅伝の10区について解説しました。

泣いても笑っても10区を走り抜けて箱根駅伝は終わります。

箱根駅伝は、1区から様々なドラマが繰り広げられます。

たった2日間ですが、選手にとっては長くて4年間の思いが詰め込まれた2日間なのです。

そして、1位で帰ってきた選手を迎え入れるためにゴールテープ付近で並ぶ選手の背中から何か特別な思いが感じられます。

コタツの中でのんびり見る箱根駅伝も面白くて良いですが、今回の箱根はちょっと想いを込めて応援してみてはいかがでしょうか。

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