東海大学といえば、「第95回箱根駅伝2019」を思い浮かべるのではないでしょうか。
この大会では東海大学が見事、悲願の初優勝を果たしました。
常に東海大学が先頭を走り、名門東洋大学が追いかけ、そして王者青山学院の猛追という三つ巴が繰り広げられました。
結果、挑戦者である東海大学は逃げ切るだけでなく、10時間52分09秒という大会新記録を樹立しました。
「第100回箱根駅伝2024」で2度目の優勝を狙う東海大学について徹底解説します!
【記事まとめ】
〇第100回箱根駅伝2024に向けて
〇東海大学のチームストーリーをご紹介
〇東海大学の有力選手5選
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【東海大学】第100回箱根駅伝2024|今年こそ優勝へ!
東海大学は、2019年箱根駅伝で初の総合優勝を果たしました。
その後も2020年では総合2位、2021年では総合5位と強豪校として肩を並べる存在になったと思われていました。
一方で2022年では総合11位であり、2023年には総合15位かつシード権を失う結果に終わりました。
また、出雲駅伝や全日本大学駅伝の成績も芳しくない状態が続いており、改めて挑戦者としての立場から上位層へ挑む形となっています。
そして、今年の東海大学の選手たちはコミュニケーションを密に取り合い、視座が高い選手へと育ちました。
風格は強豪校そのものに見えますが、果たしてもう一度総合優勝へ返り咲くことはできるのでしょうか。
【東海大学】第100回箱根駅伝2024|チームのストーリー
東海大学は、これまで「塩澤稀夕選手・名取燎太選手・西田壮志選手」の三本柱で戦ってきました。
ただ、それぞれの選手が卒業してしまったことでチームがまとまりきらず、一人一人の選手の意識に差が生まれ始めていました。
特にシード権を失う事になった2023年箱根駅伝の予選会では、当時の4年生組は予選会で9位という結果に危機感が高まり、私生活から厳しく管理しようと提案していました。
しかし、下級生から賛同を得られず上級生と下級生の間でまとまりきれない状態になっていました。
その結果、2023年の箱根駅伝15位という結果に繋がり、傍から見るとかなりの緊急事態になったと思われました。
東海大学の優勝を果たした実力は伊達ではありません。
円陣や声掛け、ミーティングなど「コミュニケーション」という土台の部分から固めることでチームの雰囲気が180度代わることができたのです。
2023年箱根駅伝を戦ったあの時のチームとは、別物と言っても過言ではありません。
一皮むけた東海大学は、きっと2024年箱根駅伝で大きな活躍を見せてくれる事でしょう。
【東海大学】第100回箱根駅伝2024|大注目選手5選
ここでは、東海大学の主力選手に注目していきます!
石原翔太郎選手(4)
出身:岡山県
走りたい区間:6区
好きなキャラクター:オクタン(ポケモン)
東海大学でエースを務める選手。
これまで三大駅伝で数々の区間賞を獲得しており、その実力は折り紙つきです。
一方で、右足底の痛みから練習を中断している時期もあり、体の状態がどこまで回復しているかは東海大学にとってもキーポイントです。
越 陽汰選手(3)
出身:長野県
走りたい間:2・5区
好きなキャラクター:金木研(トーキョーグール)
東海大学のキャプテンを務める選手。
創価大学の吉田響選手と同期であり、ライバルです。
チーム初の3年生キャプテンは「箱根駅伝3位」を掲げ、東海大学を目標まで引っ張っていきます。
花岡 寿哉選手(2)
出身:長野県
走りたい区間:3区
好きなキャラクター:ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世(白馬村のキャラクター)
関東インカレでは、自己ベスト更新かつ日本人トップの2位入賞となり、調子が良い姿が見られます。
「石原選手頼みのチームではなく、自分もチームを引っ張りたい」と強い想いを持って箱根に挑みます。
松尾 昂来選手(4)
出身:兵庫県
走りたい区間:3区
好きなキャラクター:―
以前から主力として期待されてきた選手ですが、度重なるケガにより大変な思いをしてきました。
苦難もありましたが、学生として最後となる今シーズンでどんな走りを見せてくれるのか期待です。
梶谷 優斗選手(3)
出身:滋賀県
走りたい区間:3区
好きなキャラクター:ミラージュ
前回の箱根駅伝では、1区19位という悔しい気持ちを味わいました。
その後、熱心に練習に取り組んだことでさらに実力をつけてきています。
箱根への想いは人一倍!今年の箱根では笑顔が見られるか必見です。
さいごに
今回は、東海大学についてご紹介しました。
東海大学は、上級生と下級生のわだかまりや大量に退部者が出るといった異例の出来事が起きていました。
そこから土台を作り直し、選手の視座が高くなったことで2019年に見せた王者東海大学だった頃のようなチームの強さが戻ってきています。
果たして過去を超えられるのか東海大学のレースに注目です。